鉄の表現方法の一つで、ハンマーで意図的に槌目をつける技法があります。
これを施す事で鉄の重厚な雰囲気が増します。
反面、ひずみが激しく生じ。この修正がなかなか簡単ではないのです。
熱をかけ、ひたすら叩きを繰り返してフラットにしていくのですが、
叩く箇所を間違えると、意図しない方向に反り返ったりと“反発”してきます。
鉄と会話するようにツボ的な箇所を探しながら進める事が、
味わい深い仕上がりに繋がる大事なポイントとなります。
見えない部分での手間の功績はとても大きいなと改めて感じます。
“鉄との会話”大事にしていきたいです。