空をバックに
筆記体文字の表札を製作中。

フリーハンドのような流麗なラインが特徴です。
夕暮れ前の空が綺麗だったので一緒に。

西の空は淡い橙色。

さ、あと一息。
頑張ろ。
k-Feの和モダン表札シリーズのベースとなる円フレームのご紹介です。
この表札の基礎部分で重要なパーツとなります。
こちらは寸法切りした一本のフラットバーです。

少しずつ叩きながらアールに整えていきます。
ある程度の根気が必要となりますが気長にコツコツと。

金床等を利用してコンコンと叩いていきます。
馬蹄形に到達。

まだまだ叩き続けます。
あと一息。

ガツンと突き合わせ。

ガッチリと溶接で繋げ、熱を加えながら
叩いては調整、叩いては調整、そして仕上げ調整。
丁寧にまるく整えていきます。
そしてようやく完成!

叩き鍛えられた鉄の表情は何とも味わい深く、
k-Fe和モダン表札の屋台骨となります。
相変わらず鉄文字製作に励んでいる毎日です。
文字製作の中で一番難易度の高いものが漢字でしょうか。
種類も多く構成も様々。なので製作工程も多岐にわたります。
どこから始め、どう切り込んでいくか・・・
毎回熟考しながら進めます。

たかが文字一つでも大きな構造物を作るように綿密な手順を経て、
全神経を集中させ感覚を研ぎ澄まし完成させます。
大袈裟に聞こえますが、時間を費やしじっくりと作り込んだ鉄漢字は
文字だけでも十分雰囲気のある一品となります。
シンプルなアイアン数字を製作しております。

数字のみの製作のご依頼もたまにあり、
数字製作の腕も上がってきた気がします。
他の表札とアイアン数字の組み合わせパターンや、
番地だけ掲げるアメリカンスタイルもカッコ良いと思います!
少し複雑で凝ったアイアン数字も映えそうです!
プレートタイプの表札を製作中。
まずは新しい鉄板に表情をつけます。

少しずつ熱してはハンマーで叩き、熱しては叩きの繰り返し。
強烈な歪にも負けず根気よくひたすら叩き込みます。


全体がシンプルな形だけに、適度な槌目は効果的なアクセントになります。
8月に入り暑さも益々加速しておりますが、製作ペースは日々減速気味に・・・
工場の温度計も40度越え爆進中。
さすがに心身ともに怯んでしまいますが、適度な水分補給と気合いで乗り越えなければ!
今月末納品予定の表札を製作中。

鋼材をガスで熱し、ハンマーで叩きながら成形していきます。

一文字一文字を適切な製作アプローチで丁寧に仕上げていきます。
アンダーバー+アルファベットの表札です。

この質感が塗装後に一味違った深く渋い仕上がりになります。
現在製作中の一つであるプレートタイプの表札です。

k-Feの製品の特長であるハンドメイドという要素。
塗装前、質感が良くわかります。
へこんだ部分や削れた部分、熱された跡を見ると、
鉄にとって過酷な工程を経てきた様子が伺えます。
削り・曲げ・叩き等のあらゆる製作手段を総動員して、
一つ一つ丁寧に作り上げるのは手作業ならでは。
仕上げはブロンズカラーで塗装。

作業の都合で文字のみを先行製作。

ふと思いつき積み上げたらこんな感じに。
H30mmほどの小さな文字が3書体で合計25文字。表札4台分あります。

一文字一文字を細部まで丁寧に拘り抜いた文字たち。
この後プレート本体に取り付けていきます。