シャフト製作

以前は頻繁に製作していたのですが、たまの旋盤作業は緊張します。
与えられた図面に従いミリ単位以下の精度で削り出していきます。

この時期恒例となっているオクラの栽培です。
ここ最近の豪雨や強風にも負けず、丈夫な茎を持ち、力強く育っています。
「種から栽培派」なので、去年収穫したオクラから種を採取して蒔きました。
種オクラはサヤが茶色くカラカラになっており、振ると「ジャラジャラ」と
パーカッション楽器のような気持ちの良い音がします。
パーカッションと言えばパーカッシブな演奏。パーカッシブな演奏と言えば
パーカッシブなタッピング奏法が素晴らしいJustin Kingを思い出します。
少々強引にこじつけましたが、
ジメッとした梅雨時にカラッとしたテクニカルな演奏はいかがでしょうか。
鉄の表現方法の一つで、ハンマーで意図的に槌目をつける技法があります。
これを施す事で鉄の重厚な雰囲気が増します。

反面、ひずみが激しく生じ。この修正がなかなか簡単ではないのです。
熱をかけ、ひたすら叩きを繰り返してフラットにしていくのですが、
叩く箇所を間違えると、意図しない方向に反り返ったりと“反発”してきます。
鉄と会話するようにツボ的な箇所を探しながら進める事が、
味わい深い仕上がりに繋がる大事なポイントとなります。
見えない部分での手間の功績はとても大きいなと改めて感じます。
“鉄との会話”大事にしていきたいです。
以前に設置させて頂いた表札ですが、
この度少し雰囲気を変えたいとのご要望があり、塗装色を変えました。

全体を艶消し黒、文字をブロンズ色に。
背景のレンガとも調和して、お客様も大満足のご様子でした!
鉄工芸の仕事には特に資格が設けられておりません。
もちろん溶接免許やガス免許は必要ですが、
重要なのは柔軟な発想、センス、経験で、それらを駆使して
頭の中のイメージをいかに具現化するかという事です。
ついつい自分の世界だけに没頭してしまいがちですが、
いつもこうでは視野が狭くなり発想も貧弱になります。
もっと広い視野を持ってモノづくりしたい・・・
そんな思いからこの度「エクステリアプランナー」の資格を取得しました。
様々な製品プランを検討する上でプラスになるのではとの思いで一念発起。
全体を見渡す広い視野で、製品の提案が出来ればいいなと思っております。
机に向かっての勉強は大学受験以来。
とても興味を持って勉強出来たのは良かったのですが、なんせ記憶力が・・・
以前製作したミニチュアの鉄製ギターです。

今回、メンテナンスをする為に引っ張り出してきました。
Martinギターを鉄でミニ再現した私のお気に入り!
そしてなんと“アコギの神様”Tommy Emmanuelのサイン入りなのです!
サインを貰った時にTommyから「Amazing!」と絶賛!?されたのですが、
たとえリップサービスでも嬉しかったですね。
そんなTommyの動画です。驚愕の演奏は一見の価値あり!
とてもギター一本だけの音とは思えません。